ミルクティーでタピオカを作る
こんにちは。虫歯治療中の相川結月です。生まれて初めての虫歯に、内心感動しております。
そんなことはどうでもよく、流行に敏感な皆様ならうすうす感づいていると思いますが、アレをご存じでしょうか?
アレとは?
そう。
タピオカミルクティーです!!
いやー流行ってますよね。
どれくらい流行ってるかというと、家の近くに出来たタピオカミルクティー屋さんが3ヶ月足らずで閉店し、跡地にタピオカミルクティー屋さんが出来るくらい流行ってます。
今、中目黒や原宿を歩けば、人並みに飲まれた無残な姿のタピオカミルクティーの残骸がそこら中に落ちています。
まさに現代日本を代表するドリンクといえるでしょう。
そんな中、私は考えました。
流行を取り入れ、かつ独自性のあることをして認められたい!!!!!
そうしてタピオカミルクティーに目をつけたわけです。
ひらめき
ただ、具体的に何をするかという発想もないまま日々を過ごしていると、天啓が。
とのこと。
タピオカはキャッサバという芋のデンプンから作られるものです。つまり白玉みたいなものです。
それ系のものは粉を水で溶いてゆでて作りますよね?
このときの水をミルクティーにすれば
タピオカのみでタピオカミルクティーを楽しめるはず!!!!!!
最高の発想です。いわばミルクティータピオカです。
もしこれがうまくいったら地元でミルクティータピオカ専門店を開業してボロ儲けします。
うまくいかなかったら……悲しいですね。
レッツメイキング!
さあ。作りましょう。
というわけで、タピオカの粉を買ってきました。
150gで300円ちょっと。相場がわからん。
んで、肝心のミルクティーは既製品を使います。
なんか最近出たよさげな午後ティーです。
タピオカの作り方ですが、このご時世なのでネットで調べてみると……
なんと、全然ヒットしませんでした。
だいたいがもうちっちゃい玉の状態で売ってるやつを水で戻す……といった方法で、粉から作る方法はなかなか見つかりません。
仕方が無いので、ここから先はすべて勘で作ります!!!
まぜる
たぶん白玉と同じ作り方だと思うので、とりあえず粉とミルクティーを混ぜてみましょう。
ボウルに
粉を入れ
ミルクティーを注ぎ
混ぜます。
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・
・
?????????????
なんか思ってたのと違う……
なんというか水溶き片栗粉のようになりました。もっとパン生地みたいなものが出来ると思っていたのですが。
ここでまたまた天啓があり、とりあえず火にかけてみることにしました。
火にかける
鍋を用意。
焦げているのは前にべっこう飴を作ろうとして失敗した名残です。
少しミルクティーを足して、さっきの水溶き片栗粉を混ぜてみることに。
まぜまぜ
ん?
良い感じでは!?
粘りけが出て生地がまとまってきました。
何より、鍋底に張り付いている生地はとてもタピオカ然としています。
成形する
手で一つにまとめてみました。ぷにぷにしていてかわいらしいです。
と思ったらこねた瞬間地獄のモヤッとボールみたいになってしまいました。
これいかんせん粘りけが強すぎて、手にくっつきまくります。非常に困る。
なんとか丸め上げ、お皿に並べ……
ることすら出来ず、詰んでしまったので、とりあえずゆでてみることにします。
ゆでる
鍋が終わってしまったので、別の鍋でゆでます。
ぽちょん
まあ、ゆでればきっと透き通ったあのタピオカのようなものができあがるだろう!!!
……????????
すごく、天かすみたいになってしまった。
5分ほどゆで、ざるに上げて流水で冷やして……
完成~~
見た目は「軟骨の唐揚げ黒酢和え」といった感じですが、触った感じはもちもちとしています。
大事なのは味です。これでミルクティーの味がすれば平成最後の大発明となり、インスタで映えまくる事でしょう。きっと形が似ている軟骨の唐揚げもインスタ映えするものと認識されるはずです。
実食
ぱくり。
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・
!!!
こ、これは……
ただのタピオカだ!!!!!!
驚くほどタピオカ以外の味がしません。
ミルクティーの味を予想し、見た目が軟骨の唐揚げなだけあって、想像と現実の味のギャップが大きすぎて一瞬気を失ってしまいました。
タピオカが強すぎるのか、ミルクティーが弱すぎるのか……
いずれにせよ残念な結果となってしまいました。
悔しいので、
素材が同じで様態が違うものが混ざっている感じ、氷水と同じですね。
ピントが後ろのキーボードとキーボードに合ってしまっているところからも悔しさがにじみ出ています。
まとめ。
以上です。